「体力が落ちたなぁ」と実感すること
点滅する青信号が厄介になった
30歳のフリーランスのライターです。
私の日常生活の中で、年を重ねるとともに「体力が落ちたなぁ」と実感することですが、多々あります。30歳になってから、それはもう多々あります。
その中の一つが、「点滅する青信号が厄介になった」事です。
この「点滅する青信号」というのは、歩行者用信号の事です。自動車用青信号は点滅しませんが、念の為。
「点滅する青信号」を見た時、貴方ならどうしますか?私は年を重ねるごとに、その判断に非常に迷うようになりました。
思えばあの頃は若かったのです。10代の頃です。
決して褒められたわけではありませんが、10代の若い頃ならば、歩行者用信号なんてものは「私が見た時は青だった」ならば自分ルールでセーフでした。
つまり、青信号が点滅していようが赤に変わっていようが、その若い俊足で横断歩道を駆け抜けたものです。
「信号無視してたのか」と怒られそうですが、10代の若い頃は皆そうでしょう。仲間内では律儀に「赤信号になった瞬間に止まる」方が珍しかったです。
ともあれ、「私が見た時は青だった」でも、若い俊足で自動車の通行の妨げにはならなかったのです。
20代になり、学生、そして社会人になると少し事情は変わります。
たとえ「私が見た時は青だった」としても、赤信号に変わったらそれはもう横断してはいけません。
他人の目もありますし、何より「10代に比べたら」足の速さは落ちています。青信号なら進んで良し。赤信号なら止まる。実に法律通りの、正しい道路の渡り方です。
しかし20代の頃は、「点滅する青信号」に関しては「走れば間に合う!」という意識でした。
実際、走ればまだ間に合いました。10代に比べれば足が遅くなったとはいえ、それでもまだ、自動車の通行の迷惑にならずに道路を横断する自信はありました。
さて、問題の30代です。と言っても、私はまだ30歳。30代になったばかりですけれどね。
しかしこれが、30歳になった途端に20代とはまた事情が変わってしまうのです。
人間というのは不思議なものです。「30歳になったなぁ」と思うだけで、一気に心も老けてしまうのでしょうか。
「点滅する青信号」を見た時、30歳の私は大抵諦めます。何故なら、「自動車の方の信号が青になってもまだ横断歩道の上にいる」恐れがあるからです。
それぐらい、30代に入ると目に見えて足は遅くなりました。
たしかに最近の私は、基本インドアで、寒い事を口実に買い物以外はずっと自宅に引き籠っています。
筋トレは毎日していますが、それでもやはり脚力というのは落ちてしまうのですね。悲しいです。
「点滅する青信号」が一番厄介なのは、「自分が横断歩道の上にいる時」です。
その時に青信号が点滅したらもう、猛ダッシュで横断歩道を渡りきります。渡った後は息も絶え絶え。「これが加齢か……」と30歳にして、悲しさを噛みしめています。
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